衣替えのついでにやっておきたい。ウォークインクローゼットの掃除・整理アイデア5つ。
長い冬が終わり、暖かい日が続くようになると、そろそろ衣替えの季節です。
ウォークインクローゼットを入れ替えているとき、「服が多くて入らない」「バッグや帽子を置くところがない」などで困ったことはありませんか?
今回は、衣替えのついでにやっておきたいウォークインクローゼットの掃除・整理のアイデアを紹介します。
衣替えは整理整頓のチャンス
1:衣類をすべて出して「断捨離」する
衣替えは、衣装ケースやクローゼットに入っている衣類を入れ替える作業ですが、作業の手間を省くために、入れ替える衣類だけをピックアップして衣替えを行っている方も多いのではないでしょうか。
この方法の場合、衣類を出し入れする手間は省けますが、ずっと着ていない服が残ったままになりがちです。
衣替えをするときは、衣装ケースやクローゼットに入っている服を一度全部出し、何年も来ていない服や年齢・体格に合わなくなった服を「断捨離」してしまいましょう。
2:掃除と換気をする
衣類をすべて出し、クローゼットや衣装ケースのなかを空っぽにするとすみずみまで掃除することができます。
【ウォークインクローゼットの掃除手順】
1.ハンディモップなどを使い、棚や衣装ケースの上についたホコリをはらう
2.衣装ケースをどけ、掃除機をかける
3.消毒用エタノールを霧吹きで吹きかけ、乾いた布で拭く
4.クローゼットの扉、衣装ケースの引き出しなどをすべて開け、換気をする
3:衣替えは「晴れが続いた2日目以降の午前中」がベスト
クローゼットや衣装ケースから衣類をすべて取り出し、掃除と換気を行ったとしても、雨の日や湿度が高い日では換気をうまく行うことができません。
また、湿気を帯びた衣類を収納してしまうとクローゼットのなかの湿度も上がってしまいます。衣替えは湿度が低いタイミングを選ぶことが重要です。
雨の日や曇りの日はもちろん、晴れていても雨の日の翌日は避けましょう。
雨の日の翌日は、濡れた地面から水分が蒸発するため、湿度が高くなりがちです。晴れが続いた2日目以降であれば、湿度が低く、衣替えに最適です。
また、気温が上昇する午前から午後にかけての時間帯は、湿度も下がっていくため衣替えに適しています。
逆に、気温が下がり始める午後2時以降は、衣類が湿気を含みやすくなります。
朝一番に衣類を出してクローゼットのなかを掃除して換気を行ったあと、昼頃には衣類を片付けるとよいでしょう。
4:バッグや帽子は「かける収納」がおすすめ
バッグや帽子を棚の上に収納すると、出し入れが面倒で「出しっぱなし」「しまいっぱなし」になることが多く、クローゼットのなかが片付きません。
また、衣類の下は湿気がこもりやすいため、革製のバッグなどはカビが生える可能性もあります。
100均などで販売されているワイヤーメッシュやS字フックなどを活用し、ハンガーポールや壁面に「かける収納」をすると、出し入れがしやすく湿気がこもりにくくなります。
並べて置くよりも狭いスペースで収納でき、クローゼットを有効活用することができます。
5:スカーフ、ベルト、ネクタイなどはハンガーにかける
スカーフやベルトなど、長いファッション小物は引き出しではなくハンガーにかけて収納するとよいでしょう。
収納スペースを小さくすることができるだけではなく、デザインを把握しやすい、出し入れがしやすい、折り皺ができにくいなど、さまざまなメリットがあります。
一般のハンガーを活用することもできますが、100均などで販売されている専用ハンガーを使用してもよいでしょう。
まとめ
持っている衣類が少なく衣替えをする必要がない、そもそも衣替えの習慣がないという方もいらっしゃるかもしれませんが、クローゼットや衣装ケースのなかは湿気がこもりやすく、カビが繁殖しやすい環境です。
大切な衣類を守るためにも、数カ月に一度はクローゼットのなかを空にして、掃除と換気を行うことをおすすめします。