雨や雪が多い冬、黄砂や花粉が飛ぶ乾燥した春は、窓ガラスが汚れやすい季節です。
ガラスが汚れたままだと部屋が暗くなるほか、家の外観も損なわれてしまいますよね。
しかし、いざ掃除してみると拭いたあとに白い筋が残ってしまったり、きれいに拭いたはずなにのなんとなく曇っていたりと、なんだかスッキリしないということも多いですよね。
こんなときは、掃除の仕方が間違っているのかもしれません。
窓ガラス掃除で避けたいこと4つ
その1 洗剤をガラスに直接スプレーしない
ガラスが汚れているとき、ついガラスに直接スプレーをかけて掃除をしたくなるかもしれませんが、ガラスに直接スプレーをすると洗剤の付き方にムラができてしまいます。
また、洗剤が多いと液ダレを起こしやすい、洗剤を拭き取るのに時間がかかり、拭きムラができやすいなど、さまざまなデメリットがあります。
少し手間がかかりますが、ガラスに直接スプレーするのではなくタオルに洗剤をつけて拭くようにしましょう。
その2 水拭きのあと、そのまま放置しない
窓の拭き掃除は洗剤などをつけて拭く「水拭き」と、水拭きでついた洗剤や水を拭き取る「乾拭き」の2回に分けることができますが、水拭きをしてから乾拭きをするまでの時間が長いと、水分が蒸発して洗剤の成分がガラスにこびりついてしまいます。
この状態で乾拭きを行うと拭きムラができてしまうだけではなく、水拭きのときに拭き取りきれなかった砂などの汚れがガラスを傷つける可能性もあります。
水拭きを行った後はすぐに乾拭きを行いましょう。
その3 一度に複数の窓を掃除しようとしない
掃除しなくてはならない窓が複数あると、一度ですべての窓を水拭きしてから乾拭きをしたくなるかもしれません。
しかし、複数の窓に対して一度に水拭きを行うと、乾拭きを始めるころには最初に水拭きした窓がすでに乾いているかもしれません。
また、1枚を乾拭きしている間にほかの窓も乾いてしまうため、一度の手間で効率よく掃除するつもりが、水拭きをもう一度やり直すことになって結局「二度手間」となってしまいます。
水拭きの後すぐに乾拭きを行うためにも、複数の窓を一度に拭こうとはせず、1枚ずつ水拭きと乾拭きを行いましょう。
手間がかかるように感じるかもしれませんが、水拭きをやり直すことを考えると、むしろ手間は少なくなります。
その4 晴れの日、気温が高い日は避ける
晴れの日や気温が高い日は水分が早く蒸発するため、拭きムラが起こりやすくなります。
天気がよい日に掃除すると気持ちがよいのは確かですが、ガラス掃除は曇っている日や雨上がりの日、気温が低い朝夕がおすすめです。
まとめ
窓ガラスの掃除は、半年に1回程度のペースが最適です。
冬は結露などで窓が汚れやすく、春は黄砂や花粉で汚れるため、気温や黄砂の飛来が落ち着き湿度も高くなる6~7月がちょうどよいのではないでしょうか。
また、2階の窓や吹き抜けに設置された窓、天窓など、自分では掃除が難しい窓の掃除はプロに任せてもよいでしょう。
プロによる窓ガラス掃除をご検討の際は、弊社にご相談ください。