アパートやマンションを経営する大家さんにとって、空き室が多いことと、住人が定着しないことは大きな悩みです。
広告をたくさん出す、貸し出し条件を引き下げる、家賃を下げる、Wi-Fiなどの設備をつけるなどの方法で対処している大家さんもたくさんいますが、費用がかかる割に効果がなくメリットが少ないということも多いようです。
そんな中、専門家にクリーニングを依頼することがアパート・マンション経営にメリットがあるといわれており、近年注目を集めています。
アパート、マンションのクリーニングを
専門家に頼むメリット
メリット1:内見でよい印象を与えることができる
入居希望者が部屋を決めるときに行う「内見」は、いうなれば部屋と人の「お見合い」のようなものです。
もし、お見合い相手がシミのついたシャツを着ていたリ、どことなく嫌な臭いがするとしたら、その人とお付き合いをしたいと思うでしょうか?清潔感の無さをカバーするよほどの魅力がない限り、そのお見合いは成立しないでしょう。
内見のときに「汚い」「変な臭いがする」などのネガティブイメージを持たれてしまうと、立地や家賃などがよほど好条件でないと入居してもらうことはできません。
前の入居者が退去したあとに専門家のクリーニングを受けていると、部屋をきれいな状態に戻すことができるため、内見のときの印象がアップします。
また、悪臭の発生源となりやすいトイレや水回りなども、専門家による徹底的な清掃を受けていると「ドアを開けた瞬間、嫌な臭いが鼻を突く」ということを防げます。
築年数が経った古い物件の壁紙や床をリフォームすれば見かけはきれいに仕上がりますが、排水管に汚れがたまったままだと悪臭がこもり、壁紙や床がきれいでも印象はよくありません。
リフォームよりも手軽な費用で部屋をきれいに見せることができるうえ、臭いも防ぐことができるクリーニングは、コストパフォーマンスに優れてた空き室対策といえるでしょう。
メリット2:入居後のトラブルが減る
住み始めたばかりなのに浴室の排水管がつまり、排水口の蓋を開けると自分のものではない髪の毛がびっしり絡まっていた…ということが起こった場合、入居者はどのような気持ちになるでしょうか。
賃貸住宅は「誰かが以前に住んでいた部屋」であることが通常ですが、見知らぬ人が使っていたという形跡が残っていると気持ちのよいものではありません。特に、髪の毛や尿石などの汚れは「気持ち悪い」と感じるものです。
以前住んでいた住人の汚れが残っていると、その汚れが原因でトラブルが起こり、入居者離れに繋がることもあります。
前住人の退去後や入居前に専門家のクリーニングを受けておくと、入居後のトラブルを防ぐことができます。
メリット3:入居者サービスとして行うと満足感が上がる
エアコンや排水管は使用するるうちに汚れがたまり、悪臭や使用感悪化の原因になることがあります。
エアコンクリーニングや排水管のクリーニングを入居者向けのサービスとして行うと満足感が上がり、住人の定着率向上に繋がります。
また、「エアコンクリーニングがサービスとしてついている物件」としてアピールすることで、空き室対策としての効果も期待できるほか、アパート・マンション全体の設備メンテナンスにもなります。
メリット4:節税になる
クリーニングの費用は「メンテナンス費用」として経費に計上することができるため、節税になります。
まとめ
専門家によるクリーニングは、リフォームやリノベーションなどに比べて安い費用で空き室対策ができるというだけではなく、入居者の定着率向上、設備メンテナンスも兼ねることができます。
アパート・マンション経営の悩み解決に専門家のクリーニングをご希望の大家さんは、ぜひ弊社にご相談ください。