弊社のグリストラップ洗浄はバキュームカーやポータブルバキュームを使用した「バキューム法」という清掃方法です。
古くから使われている清掃方法ですので、安心してご利用になれます。
グリストラップ清掃の大まかな流れ
油用洗剤混入
グリストラップの状態をチェックしたら、まずは油用洗剤をグリストラップ内に溜まった水に混入します。
弊社で使用している油用洗剤は、油分を中和、分解する働きを持った動植物油用洗剤で、食品工場や厨房の床、壁、天井、排気ダクトなどに使用できるタイプの洗剤です。
シックハウスの原因になるホルムアルデヒドなどの有害な成分を含んでおらず、可燃性もありませんので、洗浄後も安心して厨房をお使いいただけます。
壁面の油膜除去
グリストラップの壁面に付着した油膜を手作業で除去していきます。
油膜の状況にもよりますが、容量が小さく浅いグリストラップであれば比較的短時間で作業が終わりますが、大型で深いグリストラップの場合は、安全に注意しながらの作業となりますので時間がかかることがあります。
壁面だけではなく、グリストラップ内に入った食品クズを受け止めるためのバスケットや、グリストラップのふたの清掃も行い、破損や変形がないかのチェックも行います。
バキュームで吸引
グリストラップ内に溜まっていた廃油や、食品クズが腐ってできる「汚泥スカム」や「スラッジ」をバキュームで吸い上げて除去します。
実は、グリストラップ内に溜まった廃油や汚泥スカム、スラッジは「産業廃棄物」に該当しますので、一般ごみとして処理することは違法です。
また、産業廃棄物は処理資格を保有していないと処理することができないのですが、廃棄物の種類によって処理資格が細分化されているため、処理業者であればどこでもよいというわけではありません。
そのため、処理資格を持っていない飲食店のスタッフの方はもちろん、グリストラップの汚泥や廃油の処理資格を持っていない廃棄物処理業者では法に則った処理を行うことができません。
弊社はグリストラップの汚泥、廃油の処理資格を保有していますので、最終処理まで安心してお任せいただけます。
後処理
バキュームでグリストラップをきれいに掃除した後は、グリストラップの臭いの発生を抑えるための除菌消臭剤を噴霧し、作業中に汚れた部分の清掃を行います。
まとめ
グリストラップの洗浄は悪臭だけではなく、強力な洗剤の使用による健康被害やグリストラップへの転落、汚水や汚泥による細菌感染などのリスクが伴う作業です。
また、洗浄によって出た廃油や汚泥は産業廃棄物となりますので、飲食店の事業者様がそのまま処理することはできません。
弊社に依頼していただくと、グリストラップの洗浄にかかるリスクや負担を軽減できるだけではなく、廃棄物を適切に処理することもできますので、グリストラップの洗浄をご希望の際はお気軽にご相談ください。