排水管の掃除は市販のパイプ洗浄用の洗剤でも行うことができますが、掃除方法や洗剤の使用法を誤ると、排水管のつまりや破損の原因となることがあります。
また、排水管の奥を個人で掃除することは難しいので、必要に応じてプロに排水管洗浄を依頼する必要があります。
今回は、排水管の洗浄を依頼するときの目安をご紹介します。
排水管洗浄を依頼したほうがよいケース
下水の臭いがする
排水管には、水をためて下水の臭いを防ぐための「排水トラップ」が設けられていますが、排水トラップの水が減少すると下水の臭いが上がってくることがあります。
しばらく水を流すと排水トラップに水がたまって臭いがしなくなるのですが、水を流しても下水の臭いがするという場合は、排水トラップや排水管が破損している、汚れがたまっているなどのトラブルの可能性があります。
詰まりや漏水の原因になる事もあるので、メンテナンスを兼ねて排水管洗浄をおすすめします。
排水が悪くなった
食器を洗った後などシンクの中に水がたまってなかなか流れない、流れるときにごぼごぼという音がするなど、排水が悪くなったときは排水管の中に汚れがたまっているサインです。
そのまま放置しておくと排水管が詰まってしまいますので、できるだけ早く排水管洗浄を行ったほうがよいでしょう。
大量の油を流してしまった
シンクに油を直接流すと、油が固まって排水管の内側にこびりついてしまいます。
酷い場合は食品のかすなどと絡まった状態で石けんのような塊となって詰まってしまうこともありますので、大量の油を流してしまったときは排水管洗浄を行うようにようにしてください。
はし、スポンジなどを排水口に落とした
はしやスポンジ、ティースプーンなどの大きなものを排水口に落としてしまったときは、できるだけ早く取り除く必要があります。
手で取れる範囲であれば自分で取ることもできますが、奥に入り込んだ場合は排水管を傷つけてしまう可能性がありますので、自分で取ろうとはせず排水管洗浄を依頼してください。
3年以上排水管洗浄を行っていない
排水管の汚れは、水切りネットの使用やこまめな掃除で軽減することはできますが、日々使用することで汚れが蓄積していきます。
3年以上排水管洗浄を行っていない場合は、汚れが溜まっている可能性が高いので、メンテナンスもかねて洗浄を依頼することをおすすめします。
まとめ
排水管洗浄は、排水が悪くなったときや異物を流してしまったときなど、トラブルが起こった場合だけではなく、排水管のメンテナンスとして、一戸建ては2年に一度、アパートなどの集合住宅は1年に一度のペースで行うとよいでしょう。
排水管洗浄をご希望の方は、弊社に一度ご相談ください。